陸別町
マイナス36度
朝 学校へ行こうとすると 今日は しばれがきついため
始業時間を 遅らせますというアナウンスが放送されることが あります
通学途中 上からカチカチに凍ったスズメが電線から 落ちてきたこともあります
その時はマイナス36度でした
そんな中でも毎日何故か短パンで学校に通う小学生が 居たりしました
当然 車のエンジンもかかりません エンジンの真下とエンジンに毛布を掛けおく
バッテリーを外して部屋に置いておく
夜中に一度起きて暖気運転をさせて 温まったらエンジンを切って朝に備える
ラジエーター液は原液のまま 薄めず入れる
エンジンオイルもサラサラのにする
サーモスタットは88度のにする
ウォッシャー液は凍るのであきらめる
といったところでしょうか
町から少し離れたところに小利別という町が ありまして
ここの国道を走っているとラジエーターの 温度計が下がってきます
本当です 凍木 とうぼく といって夜山のなかから
バリバリパーンパーンと木の裂ける音がします
木の中の水分が凍って割れていく現象です
初めて聞く方は怖いかもしれませんね
マイナス30度以上から20度台になると 町の方は今日は暖かいねという会話が 聞こえてきます
また 外にある消火栓も凍ってしまうので
消防の方が定期的に焼酎を消火栓の中に 入れる作業をします
これもあまり信じて もらえないのですが本当です
また 夜 飲みに行って帰ってこない場合 みなさん家族の方々は 必死で全力で探します
これは いわずもがなでしょうか
町はずれに 日産の寒冷地のテストコースがあります
よく 寒冷地用といって北国用の仕様がありまよね
10万位高いのでしょうか 東京とか関西の方とか 暖かい地方の方が転勤で北海道へ来ます
その時 そのまま乗っていた車で来られる方がいますが そのままで冬を迎えられると
まずエンジンがかからなくなったりします
札幌とかだと まだ暖かい方なのでいくらかは大丈夫なのかは 分かりませんが
道東 道北など 帯広 北見 旭川 稚内などへいくと
うんともすんともいきませんので ご注意を
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