ちょっと怖い話
曾祖母
小さいころ 事情があって祖父母と曾祖母と暮らしていました
曾祖母が起きて食事を作り
それから ばあちゃんが起きて 私が起こされるといった
日常でした ある朝 目が覚めるとばあちゃんが台所で
朝食を作っています 曾祖母が見当たらなかったので探すと
まだ隣で寝ていました 不思議に思いどうしてばあちゃんが
ごはんを作って曾祖母は寝ているのかと聞くと ああそれ死んでると一言
しかも普通にごはん支度をしています 私が死んでるのと聞くと
ああ死んでると 横を見ると確かに息をしていません どうやら脳溢血のようでした
ばあちゃんはまだ寝てていいよと言いましたが
寝れるわけがない というか救急車呼ぼうよ ばあちゃん
その後 お医者さんが来て 死亡確認をしていました
そして お葬式が終わり 火葬場へ行った時のことです
火葬場のおじさんが いいもの見せてあげるからこっちへおいでといわれ
裏の部屋に連れていかれ 小さな小窓があり この中を見ててご覧と言われ
見ると 棺桶が燃えていました びっくりしましたが そのまま覗いていると
燃えてる曾祖母が起き上がりました 人は焼くと自然現象で起き上がると今では理解していますが
びっくりしました 係員は凄いだろ びっくりしたかと言われましたが
走って逃げました 今思えばとんでもない係員です
知らない人に ついていくのはやめましょう
